教材開発してみた

教材開発のあれこれ

「ねそプロ」:ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツのプログラミング

「ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツのプログラミング」
ライトノベルの題名のように長いので省略して
「ねそプロ」を開発しました。

http://iwate-manabi-net.sakura.ne.jp/nesopuro/

ブロック部品を並べて、くつけるだけの簡単なプログラミングです
Google Blockly を使ってJavaScriptのコードを作成して実行します。
データは、Ajaxで非同期通信をサーバとしています。

SNSを作成することを通して、プログラミングの楽しさと、
セキュリティの大切さにつて学ぶことがでればと考え開発しました

《使い方》
1 左側のツールボックスから部品を真ん中にドラッグ
  プログラムスタート
  画面に「セキュリティ」を表示
  画面に「表示エリア」を表示
  画面に「入力エリア」を表示
  画面に「送信」ボタンを表示
  画面に「受信」ボタンを表示
  画面に「画像」ボタンを表示

 上の「実行」ボタンを押すと、画面が作られます。
 ブロックを配置した順番で画面がデザインされます。
 (ボタンを上に置くことも可能です・・・使いにくいですが。)

2 「送信ボタンが押された」のブロックの中に
   入力エリアのデータ取得
   データを送信・受信
   受信データを表示
   入力エリア内を消去
   表示エリアをスクロール
  を入れます

 上の「実行」ボタンを押すと、作動可能になります。
 入力エリアに文字を書いて「送信ボタン」を押して下さい。
 入力エリアに書いた文字が、表示エリアに出るはずです。
 → 出ない場合には、通信エラーです

 アドレスとセキュリティの番号が同じ人とだけ、通信できます。

 部品を消してから「実行」を押して、「送信ボタン」を押すと、
 その作動がない状況を確認できます。
 例えば、「表示エリアをスクロール」ブロックを外して消すと
 自動スクロールしません。
 ※ブロックを変更しても「実行」を押さないとプログラムの変更が
  反映されません。

 送受信に関しては、プログラムの順番が変わると、
 うまく作動しなくなることを体験させます。

3 受信の場合を、送信を例に作りながら考えさせます。

4 タイマーを使って、1分ごとに自動で受信する場合を
  作らせます。

5 画像ボタンの作動を作らせます。

6 「AIチャットボット」でAIの体験をさせます。

《工夫点》
・右上の「アドレス」は、「疑似IPアドレス」です。
 「iwate.jp」のように、文字を入力することもできます。
  「同じ文字」の場合のみ通信できます。
  → IPアドレスと、DNSサーバによる「URL→IPアドレス」変
    で、同じ物同士が通信できることを「擬似的」に体験できます。

 さらに「セキュリティ番号」が同じ時だけデータを返す。
 →情報をやりとりする場合において、
  「パスワードや、IDなどのセキュリティが大切である」
  ことを教えることができます。