教材開発してみた

教材開発のあれこれ

Info.plist の書き方

info.plist の書き方を間違うとiBooksiPadで作動しません。

Appleのサイトに載っている

iBooks Author用のHTML5ウィジェットを作成する」

https://support.apple.com/ja-jp/HT204433

の例を用いると、Macでは動くが、iPadで作動しない。

一番最後の

<key>IBNotifiesOnReady</key>

<true/>

が原因ではないかと推測しています。

この情報がWebには載っていないので、作動させるためにiBooksでの教材開発をあきらめかけていた。ふと見つけたApple以外のサイトのiBooksのデータを入れて作動したので、 Info.plist を見てみると・・・「ちがっている!」。

 

iPadでも作動した例:

 

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>

<!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple//DTD PLIST 1.0//EN" "http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd">

<plist version="1.0">

<dict>

<key>CFBundleDisplayName</key>

<string>iwateMap</string>

<key>CFBundleIdentifier</key>

<string>jp.iwate-manabi-net.iwateMap</string>

<key>CFBundleName</key>

<string>iwateMap</string>

<key>CFBundleShortVersionString</key>

<string>1.0</string>

<key>CFBundleVersion</key>

<string>1.0</string>

<key>Height</key>

<integer>600</integer>

<key>Width</key>

<integer>800</integer>

<key>MainHTML</key>

<string>index.html</string>

</dict>

</plist>

iBooks Authorの使い方の基本

iBooks Authorの使い方について、Appleサイトに公開されています。

https://help.apple.com/ibooksauthor/mac/?lang=ja

JavaScriptで作動するWebページを貼り付ける方法は以下のページで紹介されています。

https://support.apple.com/ja-jp/HT204433

・・・しかし、この「Info.plist」例を使うと、iPadで動きません。

正しい書き方は次回紹介します。

 

 

iBooks Authorによる教材作成

 iBooks Authorを用いると、iPadiPhone用の教材を簡易に公開できます。

 iPadiPhone用のアプリを作るのは、Apple製品に関する専門的な知識と技術を必要とします。それ以上に、公開するのに手間と時間がかかります。さらに、毎年アカウントを更新しなければならない。セキュリティ対策がしっかりしている反面、Androidに比べると非常に面倒くさい。仕事や商売としてアプリを公開をするのであれば、しかたがない(お金のためですから)。でも、私のように趣味(?)で作っている作者からすると、障壁なっています。

 じゃあ、「その壁を避けて通る方法はないのか?」として利用したのが、iBooks Authorです。JavaScriptでWebアプリを作成し、iBooks Authorで組み込むことで、インタラクティブな教材を作ることができます。さらに、自分のサイトで公開できます。Appleサイト以外で配布が可能です。

 それでは、iBooks Authorでの教材作成をこれから紹介していきます。